それ、天使の羽じゃなくて翼状肩甲かも!?🪽【翼状肩甲とは?】肩甲骨が“羽のように浮き上がる”症状をわかりやすく解説!

  こんにちは!らっくの田中です!^_^ 関係無い話ですが、この間の院がお休みのときに外に出ていて歩いていたんですよ。そしたら僕の目の前をケセランパセランが横切ったので、なんかこう、幸せな気分になりました。 ※ケセランパセランは、正体はよく分かっていない正体不明の、タンポポの綿のような、ウサギの尻尾の毛のようなフワフワした物体です。  

ではでは、真面目に書いていきます。

今日は翼状肩甲についてブログを書いていきます。  

🪽【翼状肩甲とは?】肩甲骨が“羽のように浮き上がる”症状をわかりやすく解説!


🪶翼状肩甲(よくじょうけんこう)って何?

腕を上げたときに、肩甲骨の内側が浮き上がって見える状態。これが「翼状肩甲」と呼ばれるものです。

背中側から見ると、鳥の羽を折りたたんだような形に見えるため、天使の羽や翼にたとえられています。


🔧正常な肩甲骨の動きとの違い

本来、腕を上げるときは、肩の関節(上腕骨)と一緒に肩甲骨も自然に連動して動きます。

たとえば、誰かが腕を上げているところを背中側から見ると、肩甲骨がスーッと外側へスライドするのが確認できます。これが正常な動作。

しかし翼状肩甲では、肩甲骨の内側だけが異常に浮き上がり、スムーズな動きが妨げられてしまうのです。


🧠原因はいくつかあります

① 前鋸筋(ぜんきょきん)の麻痺

肩甲骨を前方から支える「前鋸筋」の働きが弱まると、肩甲骨が浮きやすくなります。

この筋肉をコントロールしている「長胸神経」が損傷すると、筋肉がうまく働かなくなり、翼状肩甲が現れます。

📌 主な原因例:

  • ゴルフや野球などスイング動作の繰り返し

  • 重いリュックを長時間背負う

  • 転倒や打撲による神経障害


② 僧帽筋(そうぼうきん)の麻痺

肩甲骨を支えるもう一つの大きな筋肉が「僧帽筋」です。

この筋肉が麻痺すると肩甲骨が安定せず、結果として浮き出て見える状態になります。ここでは「副神経」の働きが関係しています。


③ 進行性筋ジストロフィーなどの筋疾患

全身の筋力が徐々に弱っていく病気の一部でも、翼状肩甲が見られます。こういった場合は、整骨ではなく医療機関での診察が必要です。


🩻どうやって見分けるの?

以下のチェック方法が参考になります。

🔹 壁押しテスト:両手を前に出して壁を押す動作をすると、肩甲骨の内側が浮いてくるかどうかが確認できます。

🔹 左右の比較:片方ずつ腕を上げて、肩甲骨の動き方に明らかな左右差がないかを見るのもポイントです。

🔹 触診:肩甲骨周辺の筋肉を直接触って、前鋸筋や僧帽筋の硬さや萎縮を確認することで、異常が判断できます。


🧘‍♀️対処法と回復の見込み

スポーツや姿勢が原因の場合は、原因動作をやめてリハビリや施術を受けることで、時間はかかっても改善することが多いです。

一方で、2年以上改善が見られない場合や神経の損傷が重度なケースでは、神経移植や筋肉の再建手術が検討されることもあります。


🧴整骨院・リハビリでできること(例)

  • 肩甲骨まわりの安定筋を鍛えるトレーニング

  • 壁押し運動、四つ這いでの肩甲骨リズムトレなど前鋸筋を活性化する体操

  • 姿勢改善や動作の見直し指導

  • 鍼灸や筋膜リリースによる神経圧迫の緩和

  • 状況に応じて電気療法でサポート


🗨️まとめ:こんな方はチェックを!

  • 腕を上げると、肩甲骨の内側が浮く

  • 肩をよく使うスポーツをしている

  • 重い荷物を長時間背負うことが多い

  • 最近、肩や腕の力が入りにくく感じる

こうした症状がある方は、早めのチェックとケアがオススメです!

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(2019年11月5日)


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