【テニス肘】外側上顆炎の原因・症状・整骨&鍼灸での効果的な治療法とは?
外側上顆炎(テニス肘)とは?——日常動作でも起こる「肘の炎症」
「テニス肘」と聞くと、スポーツをしている人だけがなるイメージを持たれるかもしれません。でも実際は、主婦やデスクワーク、手作業をする方々にも多い疾患です。
◆外側上顆炎ってどんな症状?
外側上顆炎(がいそくじょうかえん)は、肘の外側にある**上腕骨外側上顆(じょうわんこつがいそくじょうか)**という部分に炎症が起こり、痛みを感じる状態です。
特に以下のような動作で痛みが出やすいです:
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ペットボトルのふたを開ける
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タオルを絞る
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鍋を持ち上げる
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パソコンのマウス操作
なぜ外側上顆炎になるの?——原因とメカニズム
主な原因は、**前腕伸筋群(特に短橈側手根伸筋)**の使いすぎ。これらの筋肉は、手首を反らす・物を持つときに使われます。

整骨と鍼灸、それぞれのアプローチと効果
① 整骨院でのアプローチ
整骨院では、筋肉や関節のバランスを整え、負担を軽減する施術が中心です。
■具体的な施術内容:
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肘関節の調整
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前腕・肩周囲の筋肉の手技療法
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テーピングやサポーターの使用
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超音波・干渉波などの物理療法
✅効果:
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痛みの緩和
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再発予防のための身体の使い方改善
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炎症の鎮静化
② 鍼灸でのアプローチ
鍼灸では、局所の炎症を抑えるだけでなく、全身の気血の巡りを整えることで回復を促します。
■具体的な施術内容:
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外側上顆周囲への局所鍼(浅鍼・置鍼)
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前腕伸筋群のトリガーポイント鍼
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肘周囲のツボ(曲池・手三里など)への刺鍼
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灸による温熱療法での血流促進
✅効果:
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痛みの抑制(鎮痛効果)
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炎症物質の排出促進
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筋肉の緊張緩和
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治癒力の活性化
🧠鍼灸の例え話:
体の中で“渋滞”している場所にピンポイントで信号を整備するイメージ。鍼はその信号機のように働き、回復をスムーズにします
どちらの治療が良いの?——併用のススメ
整骨も鍼灸も、アプローチは異なりますが、**「肘の炎症を抑えて回復を促す」**という目的は共通しています。
🔁併用のメリット:
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急性期は整骨による炎症コントロール
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慢性化・再発予防には鍼灸による体質改善
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患者の状態に応じた柔軟な施術が可能
日常でできるセルフケアも大切!
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冷やす:炎症が強いときは保冷剤で冷却(1回15分程度)
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温める:慢性期はお風呂やホットパックで血流改善
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ストレッチ:前腕の筋肉を無理なく伸ばす
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サポーターの着用:日常動作時の負担軽減
まとめ:早期のケアが回復への近道!
外側上顆炎は、放置すると慢性化し、治りにくくなることもあります。少しでも違和感があるなら、早めに専門家のケアを受けることをおすすめします。
整骨と鍼灸、それぞれの力をうまく活用して、痛みのない生活を取り戻しましょう!
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(2022年4月2日)
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